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小さな会社のプラント設計4

  • 北斗工機株式会社
  • 4月16日
  • 読了時間: 2分

 

農作物のプラントには、原料性状が作柄や天候により変化する、選別状態が連続的に変化する、という特徴があります。

 

 

例えば、カタログ値40t/h能力の選別機に供給する昇降機に必要な能力は、同じ40t/hで良いのでしょうか?

 

その答えは、「原料次第」となります。

なぜなら、原料性状(水分や粒度、夾雑物の割合)次第で、選別能力も変化するからです。

 

小麦の選別機の能力が、水分が高く流動性が悪い時に40t/h、水分が下がると流動性が良くなり45t/hに変化するような場合、供給する昇降機の能力上限が40t/hだと、昇降機がボトルネックになってしまいます。(選別機はまだ能力が出せるのに、供給が追い付かない状態)

 

そこで、当社HBE40型昇降機の設計では、水分の高い原料で公称能力40t/hを保証できる設計とし、水分が下がり流動性が良くなった際に15%程度処理量が増えること想定し、40×115%=46t/hの搬送量でモーター出力を選定します。

 

つまり、公称能力の1.15倍でも継続運転できる設計となっていますが、さらに大きく処理量が変化するような場合、カタログ値40t/hの選別機供給に60t/hの昇降機を提案することもあります。


 

農作物のプラントは、原料の性状だけではなく、集荷量も大きく変化します。

翌日が雨天予報の際、通常より数十%多い集荷量となることもあります。

 

原料性状や処理量が大きく変化した際に、プラントの稼働率をどこまで高められるか?

 

一定の条件下での定常運転が求められる工場とは異なるノウハウが、そこに必要です。

 
 
 

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