昔、先輩エンジニアを仰ぎ見て、「早く追いつきたい」と思い同時に、いつでも相談できるように、その人の能力がアプリになればと思ったことがありました。
今、AIが過去データを網羅して答えを示唆するようになり、昔想像したアプリは、より高いレベルで現実のものとなりつつあります。
そんな時代のエンジニアの価値はどうなるのでしょうか。
エンジニアには、3つの段階があります。
・自分のスキルを身に着ける
・組織の課題解決に取り組む
・社会の課題解決に取り組む
途中までは、AIが得意とする「過去の延長線上の課題解決」であり、今後、多くの企業で、業務効率を上げるためのAI利用が進み、その領域でのエンジニアの価値は下がります。
また、そのような環境は、効率化の一方で人の成長機会を奪ってしまいます。
ですが、私達はそんな時代にあっても、エンジニアの成長機会を確保し、人の失敗を許容し、可能性を信じ、成長を待てる企業でありたいと考えています。
なぜなら、人は課題と向き合い失敗する過程で、AIが持ちえない情熱と謙虚さを身に着け、仲間を得て、それによって社会課題の解決を担うトップエンジニアに成長できるからです。
かつて写真の登場が画家の創造性を刺激したように、AIがエンジニアの創造性を高め、その価値をより大きなものにしてくれると期待しています。
「エンジニアの情熱が社会を変える」
私達はその可能性を信じています。
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