AGRiSが提供するA-CADi(条件付き自動制御)機能により、システム判断による自動停止が可能となり、穀物調製の自動化レベルが変わりつつあります。
生産管理システムの機能に基づく工場の自動化レベルを分類してみます。
レベル0(システムなし)
従来型の人のノウハウに依存する工場
レベル1
生産状況が見える化される
レベル2
システムが工場から情報を受け取り、生産状況がより綿密に見える化される
レベル3
システムが工場に停止指令を出し、不良品製造リスクが下がる
少人数オペレーションや無人運転が可能となる
レベル4
システムが選別機の制御を行う
原料の変動があっても、調製品質が一定の範囲に収まる
レベル5
システムが工場を全面的に制御する
品質判定を含めシステムが主体となってオペレーションする
現在はレベル3であり、原料品質が一定の範囲内であれば、一定時間システムに任せることが可能です。
レベル4になると、原料の変化が一定の範囲内であれば、それに応じた選別機設定に自動的に変わることで調製品質をより安定させることが可能となり、その時、目標とするプラント第5世代への扉が開くと考えています。
その際には、穀物調製プラントだけではなく、貯蔵や物流の仕組みも変わり、社会の生産性が飛躍的に高まることを期待しています。
「エンジニアの情熱が社会を変える」
私達はその可能性を信じています。
Comments